大分県立芸術短期大学
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大分東高校で国際理解ワークショップ「世界の入口に立とう!」を実施

2010年02月04日

 1月15日(金)、昨年に引き続き、国際文化学科の玉井講師による国際理解ワークショップ(高校出前講座)が大分東高校で開催されました。
 参加したのは大分東高校の国際コミュニケーション科1年生と2年生の希望生徒約25名で、半数に分けて2回実施。最初にアイスブレイキングとして、非言語体験ゲーム「チャレンジ!言葉が通じない人とコミュニケーションを図ろう」を行って全体の緊張をほぐしました。
国際理解ワークショップ 国際理解ワークショップ
 次に、言語が語る文化的背景について考えるアクティビティ「世界のあいさつ~仲間を探せ!~」を行いました。生徒一人ひとりに違うあいさつが書かれた紙が配られ、周りの人にそのあいさつをしながら、同じ言葉を話す仲間を見つけるゲームです。似ているけどよく聞くと違うあいさつをしているグループがいくつもありました。類似グループごとになぜ似ているのかを考え、文化や歴史などの共通性が言語に大きな影響を与えていることを学習しました。
 最後に正しい国際理解・異文化理解を考えるワークショップとして、フォトランゲージ「写真の語る文化的背景を読み解く」を行いました。生徒一人ひとりにそれぞれ写真の一部が配られ、同じ一枚の写真の一部をもっている仲間を探します。仲間が見つかったら、つなぎ合わせて写真を完成させ、その写真がどこで撮影されたのかをグループごとに考え、なぜそう思ったのかを各グループが発表しました。
国際理解ワークショップ 国際理解ワークショップ
 用意された5枚の写真に対し、ハワイ、中国、ヨーロッパ、アフリカ、沖縄、東京、大分など様々な意見が出ましたが、答えはすべて大分県内で撮影されたものでした。見方を変えれば大分も、都会にも田舎にも見えるし、外国にさえも見えてくることになります。このワークショップを通して、固定観念や偏見でもって、例えば「アフリカ=貧しい」、「ヨーロッパ=豊か」などと決めつけることができないことを体感しました。
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