学内ギャラリーにてグループ展「ＧＩＦＴ」を開催中です

　あなたは、最近贈り物をしたことがありますか。そう聞かれて、首を縦に振る人、または横に振る人がいるでしょう。しかし、おそらくすべての人が毎日のように贈り物をしているはずです。

　さて、今回、専攻科 造形専攻 ビジュアルデザインコース１年生(全１０名)と美術科副手(１名)の計１１名でグループ展を開催することになりました。

　テーマは「ＧＩＦＴ」です。ＧＩＦＴとは一般的に翻訳される「贈り物」という意味で捉えて頂きたいです。

　「贈る」という行為は、私たちが生活していく中でとても身近なものです。誰かに感謝、祝福を伝える際などの贈り物は欠かせないものになっています。

　また、私たちはそれらのような有形の物に限らず、目に見えない無形な物も贈り、そして受け取っています。それは、気持ちであったり、言葉であったり、示す態度であったり、あなたがいる空間であったり、自然の恵みであったりと言い始めたら止まらなくなってしまいます。さらに、受け取る側にとって善い物だけが贈り物だとは限りません。それほど、普段の生活は贈り物であふれているのです。もしかすると、「贈り物」とは一番身近にあって、一番気づきにくいものなのかもしれません。

　この機会に、贈るという行為を見つめ、「贈り物」を再確認することや新たな可能性を見いだしていこうということになりました。

　今回、１１名それぞれが「ＧＩＦＴ」について向かい合いました。

　私たちからのギフトを受け取って頂けるとうれしいです。